※業務内容、所属部署、職位は取材当時のものです
当社における裁判所の窓口
サービサーの業務では、お客さまによる返済が困難な場合、最終的に法的手続に至ることがあります。
法務センターは当社の法的手続を集約した組織で、大阪事業所にある法務センター(大阪)と業務を分担して対応しています。法的手続とは、具体的には競売、差押、訴訟、支払督促などです。
私が所属するラインは当社における裁判所の窓口という位置付で、法的手続は書類の郵送が主体となることから、午前中は住民票や不動産登記簿謄本などの取得のための郵便発送、午後からは当社が申し立てた事案に関する郵便物が届くため、その確認や対応といったことがおおまかな1日の業務の流れです。
平日のオフタイムも予定が立てやすい私は法律を学んだ経験は全くなかったのですが、以前、信販会社で働いていた際に、隣の部署が担当していた法的手続に関心を持つようになりました。そして約10年前から当社に加わり、現在の業務を始めました。本社ビルが駅直結で都心に近く、終業時刻が17時10分と比較的早いことも当社の魅力の一つでした。 |
経験を積んで、相談される存在へ
当たり前ですが、業務を始めた頃は法的手続に関する多くの言葉の意味が分かりませんでした。部分的な事務から始め、徐々に全体を経験することで言葉にも慣れ、一気通貫で流れを把握できたときは成長を感じました。
法的手続は、単なる事務ではありません。間違いがあると大変です。
加えて、当社では様々な委託者さまから業務を受託しており、件数も多く時限性もあることから、スピードも重要です。
日々ミスをしないように気を引き締めて業務に取り組んでいますが、初めて経験する業務もあります。そのようなときは、周囲に経験豊富な仲間がたくさんいて相談しやすい雰囲気にあるので、助かっています。
これまでは競売を中心に担当していましたが、他の法的手続やイレギュラーな対応にも業務の幅を広げることに挑戦しています。これからは様々な経験を積んで、周囲からもっと相談される存在になっていきたいですね。